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ガチンコ年忘れ!!生成AI忘年会AIアートバトル感想戦レポート

作成者: AICU Japan|2025/01/09 19:49:48 Z

「つくる人をつくる」AICUファン感謝祭!2024年12月14日(土)、東京科学大学 INDESTにて、BlendAIさんと共同で忘年会が開催されました!
今回はその中で行われた「AIアートバトル感想戦」の様子を第1回AIBATO準優勝の殻尾(からびー)がお届けします。

https://techplay.jp/event/966307

AIアートバトルの概要

AIアートバトルは画像生成AIを活用したアート制作の競技イベントとして、ここ1、2年で急速に注目を集めています。既に台湾では専用の筐体が開発され、ワールドシリーズ等大規模な大会も催されています。

2024年9月21日には台湾・高雄で『TTXC 2024』というMidJourneyを使った世界大会が開催されました。

■VS AI 街頭對戰 [ 世界大賽 ] 線上海選 Online Preliminaries
https://www.youtube.com/live/nV3XCGtriXE

2024年には国内でもさまざまな形式のイベントが展開され、生成AI技術の進化とともに新たなクリエイティブ表現が生まれてきています。

国内初となった株式会社LimerenceAIのAIアートバトルイベント「AIBATO(アイバト)」や、株式会社海馬「#SOZOトーナメント」があります。ルールは基本的に似ていて、開始前に出されたお題に沿って10分〜20分程度の制限時間内に自分のAIアート作品を仕上げて提出。作品は審査員の判定を経てその場で勝敗が決します。

まさに生成AIとクリエイティブが融合した新たなe-sportsと言っても過言ではないでしょう。

今回の事の経緯は、2024年11月20日~22日に幕張メッセで開催された「NexTech Week 2024 (AI・人工知能 EXPO)」、その中の(株)LimerenceAIブースにて行われたAIアートバトルイベント「AIBATO(アイバト)」において図らずも選手として相対した私、殻尾(からびー)としらいはかせ。

 

結果はしらいはかせの優勝に終わりましたが、後日こんなご提案を頂きました。

はかせ「AIアートバトルのリベンジマッチをBlendAI忘年会でやって良い、という企画が持ち上がったのですがいかがでしょうか? 」

これはあの時の雪辱戦...! と言う事で私も快諾し、お邪魔することになりました。

会場の様子

会場となったのはJR山手線は田町駅前にある東京科学大学INDEST。付近には東京工業大学田町キャンパスや付属高校等もあります。

エレベーターを上がった会場は全面ガラス張りのラウンジの様な雰囲気

・選手紹介

残念ながら参加予定だった もとさん(@moto_ai_ShiSui)は欠席と言う事で、急遽会場参加者から飛び入りを募り、今回の選手は以下4名となりました
・ないとっち(@naitochi)さん
・創造神司(@souzousinzi)さん
・殻尾(@KARA_Beee)
・しらいはかせ(@o_ob)

・審査員紹介

・小宮自由さん(BlendAI)
・早野 康寛さん(Pontech)
・久代 忠史さん(AICUライター)
・わらさん(漫画家)
・ChatGPT(AI)

準備をしつつオープニング

オープニングトークの傍らで生成環境やモデルの準備をする選手陣。


私は持ち込みPCが無かった為、しらいはかせの愛機をお借りする事に。
しかし、先のAIBATOでもそうでしたが、大会によっては運営側が用意したPCを使用することもあるので、いつでも使い慣れた環境で勝負に挑めるとは限りません。正に弘法筆を選ばず。いかなるPCでも安定したアウトプットが出せるに越したことはありません。
スクリーン前に置かれたテーブルとノートPC。
対戦ゲーム感があります…!

・ルール説明

総当たり戦で計6試合

①審査員からテーマ発表
②テーマについて質疑応答(2分以内)
③試合開始:制限時間10分(作品の縦横比は自由)
④選手は試合終了後に作品を #AICU のタグを付けてXにポスト。その後、双方持ち時間最大1分でプレゼン。
⑤各審査員が以下の観点からそれぞれ5点満点で採点
 ・技術点・・・・5
 ・品質点・・・・5
 ・メッセージ点・5
 ・AIART・・・・5
        計20点

各審査員からの合計得点で勝敗を判定する。
総合得点ランキングがそのまま「2024年AICU画像生成バトルランキング」として認定されます。

気になるバトルのテーマは…

今回のお題は
第1試合:「超新星のコア」

第2試合:「未来のイケおじ」

第3試合:「12/25(JST)夕方のデルタもん」

第4試合:「なやんでいるラプラスの悪魔」

第5試合:「ティネポクナモシリ」

第6試合:「1月のデルタもん」

と一筋縄ではいかないものばかり。お題の選定は審査員がどんな属性の人かにも寄るので毎回発表の瞬間はドキドキです!
「ティネポクナモシリ(アイヌ語で地獄を意味するとの事)」が発表された第5試合では、会場の誰も意味が分からずChatGPTに解説を求めるというコミカルな一幕もありました。

試合中に突如始まった会場参加者によるプレゼン大会

試合中に審査員が後ろから選手の画面を覗き込み、生成過程を間近で見学している様子も見られました。

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Originally published at https://aicu.jp on Dec 23, 2024.