2025年6月4日から6日にかけて開催される「AI BB TOKYO 2025」では、AIの最前線で活躍する専門家たちが集結し、ビジネス、クリエイティブ、社会の未来について深く掘り下げます。全69スピーカー!本稿の最後には全セッションのリストと100%OFFで参加できる招待コードもお届けします。AICU mediaへのレポートご寄稿も歓迎です!
AI BB TOKYO 2025は、AIに関する最新のトレンド、スピーカー、セッション内容を紹介するプログラムです。AIを活用した日本のビジネス革新やグローバル展開の最前線を提示し、ビジネスマンの「認知力」を「行動力」に変換するきっかけを提供することを目指しています。参加者は、AIを「脅威」ではなく「機会」と捉え、ビジネスの成長、効率化、グローバルチャンスを掴むための実践的ヒントを得られるでしょう。
数多くの魅力的なセッションの中から、特に注目すべき講演をAICU編集部の視点でいくつかご紹介します。
登壇者:
武富 正人(Pivot Tokyo株式会社)
白砂 晃(株式会社ユビレジ)
橋本 正徳(株式会社ヌーラボ)
このセッションは、AIを活用した日本のビジネス革新とグローバル展開の最前線を提示し、ビジネスマンの「認知力」を「行動力」に変換するきっかけを提供します。特徴的なのは、登壇者同士が「初顔合わせ」で事前打ち合わせを行わず、忖度のない率直な議論を通じて、参加者と共に「日本人が目指すべき道」をその場で考える形式です。主催者Pivot Tokyo社長の武富正人がシリコンバレーのAIトレンドと日本の強みを融合させた競争力強化戦略を提示。ユビレジ取締役の白砂晃が中小企業のDXを加速するAIの具体的な効果を示し、ヌーラボ社長の橋本正徳がAIを活用したチームコラボレーションの未来を展望します。参加者との対話を通じて、AIを「脅威」ではなく「機会」と捉え、ビジネスの成長、効率化、グローバルチャンスを掴むための実践的ヒントを提供。渋谷でのグローバルネットワーキングを通じて、新たなビジネスチャンスを創出する場として、参加必須のセッションです。
登壇者:
白砂 晃(株式会社ユビレジ)
吉田乃亜(Predibase)
菊地あかね(KiQ)
「AIは単なるツールだ」なんて、まだ信じてますか?本セッションは、政府や大企業に忖度なし。組織の意思決定・開発現場・創造の領域で、“人が消えていく現実”に向き合う3人が登壇します。白砂晃氏(元上場企業CEO/現ユビレジ取締役)は「人がいらない組織設計」は経営の現実。会議・管理・教育…全部AIで代替中。吉田乃亜氏(LLMエンジニア/元AWS)は「AIは黒魔術ではない」。モデルの中身を知る人間が、業界を一人で変えていく時代。菊地あかね氏(アンドロイド所作設計者/身体と言語の境界を越える表現者)は「身体性すらシミュレーションできる」。人間の“価値”が問い直されるアートとテックの最前線。
https://www.web3bb2025.pivot-tokyo.com/448076739669
登壇者:中井俊介(Eleven Labs Japan合同会社)
このプレゼンでは、AI音声生成技術のグローバルリーダーであるElevenLabsが、革新的なテキスト・トゥ・スピーチ(TTS)とボイスデザイン技術を紹介します。日本のクリエイティブ産業やビジネスにおけるAI音声の活用に焦点を当てます。
高品質な音声生成:32言語以上、100以上のアクセントに対応したElevenLabsのTTS技術。アニメ、ゲーム、映画、ポッドキャストなどのコンテンツでリアルな音声を生成するデモンストレーション。
カスタムボイスとクローニング:独自のブランドボイスやキャラクター音声の作成、既存ボイスの再現を通じたクリエイティブな応用例。
ローカライズの効率化:Dubbing APIを活用した多言語吹き替えや字幕生成により、グローバルコンテンツの展開を迅速化する方法。
ビジネスへの統合:カスタマーサポート、インタラクティブAI、広告音声など、ビジネスシーンでのAI音声の活用事例。
倫理と信頼性:生成音声の悪用防止や透明性を確保するElevenLabsの取り組み(例:AI Speech Classifier)。
このセッションでは、ElevenLabsの専門家が登壇し、技術のライブデモや日本市場向けの具体的なユースケースを提示。参加者は、AI音声技術の最新動向を学び、クリエイティブおよびビジネスでの応用アイデアを得る機会となります。
登壇者
谷口晋平(株式会社博報堂コンテンツクリエイティブ局)
垣口文香(株式会社博報堂事業プラニンググループ2部)
三浦耕樹(株式会社博報堂コンテンツデザイン事業ユニット コンテンツクリエイティブ局 ビジネス開発部)
すごいんだけど、飽きる。正しいんだけど、面白くない。かしこいんだけど、つまらない。生成AIの普及によって、様々なキャラクターAIが開発/リリースされていますが、本当の意味で「エンタメとして成立している」ものは、まだまだ少ないように思います。なぜ、つまらないのか。実際のところ、それは技術の問題ではなく、エンタメとしての設計の問題なのです。私たちのチームでは、生成AIを使い、ユーザーとコミュニケーションすることを前提につくられた新しいキャラクター、コンテンツ、IPの開発を行っています。どうすれば、エンタメとして成立させることができるのか。初めて公開する事例をもとに、私たちのアプローチの一端をご紹介します。
登壇者
鈴木大也(株式会社マインディア)
音部大輔(株式会社クー・マーケティング・カンパニー)
岩田進(株式会社イルグルム)
生成AIの登場によりマーケティングのプロセスそのものが大きな変化を迎える局面にある一方、変化の全体像や将来的な方向性はまだ不透明で、多様な見解や予測のもと各ステークスホルダーが独自のアプローチを模索している状況です。本セッションではマインディア代表取締役 鈴木大也氏が、マーケティングにおけるデータ×生成AI活用の概観と最先端の事例等を通じて、マーケティングプロセスの変化の現在地と未来の展望について解説します。さらに、テクノロジーと広告の融合を進めるイルグルム代表 岩田進氏、そして日本を代表するマーケターの一人であり、元資生堂CMO・音部大輔氏をゲストに迎え、生成AI時代にブランドやマーケターが持つべき視点を徹底討論。「データが溢れる時代に、「本当に意味のある問い」をどう見つけるのか?」「ブランドは「AIによって代替される」のか、「AIとともに進化する」のか?」「そして、これからのマーケターは何を武器にすべきなのか?」現場感と戦略の両輪で展開する、極めて実践的かつ刺激的なセッションです。マーケティング、ブランド戦略、AI活用の最前線を知りたいすべてのビジネスパーソン必見。
登壇者
御友重希(CePiC/SIH/日本DX地域創生応援団co-founder)
加藤友哉(Microsoft Asia)
延友陽子(個人事業主)
満木 夏子(Pivot Tokyo 株式会社)
AIBB Tokyoが掲げる「AIとビジネスの未来共創」の精神を体現するセッション。こども・若者・プロがAIとDXを活用して地域・社会課題に挑む共創型イノベーションの実例として、「こどものまち」や「Mini City EXPO」「共創AIラボ」などの取り組みを紹介します。中心となるのは、公共と民間の架け橋として数々のプロジェクトを推進してきた御友重希氏(クールジャパン機構 専務執行役員)。未来を担う子どもたちの視点から、教育・経済・行政がどのように変わるべきかを語ります。聞き手には、在京キー局アナウンサーを経てキャリアコンサルタントに転身した延友陽子氏を迎え、育児とキャリア形成におけるAI活用の可能性にも踏み込みます。また、マイクロソフトの加藤友哉氏がパネリストとして登壇し、ビジネスと人材育成、AI時代の働く価値について議論。こどもから未来を学び、AIと共に創る新たな社会の在り方を、世代・立場を超えて考えるAIBBならではの対話セッションです。
登壇者:
石森博光(アドイノベーション株式会社)
福本朋哉(売れるネット広告社株式会社)
小坂井聖也(株式会社スマートエイト)
中平健太(株式会社ガラパゴス)
日本の広告業界は、AI進化と米国のリストラ波の中で独自の道を模索。労働法により大規模レイオフは限定的だが、デジタル広告(2023年7,316.7億円、3%増)は成長中。AI導入は46.8%と遅れ、データ分析やターゲティング強化が課題。プライバシー規制への対応やクリエイティブとAIの融合が求められる。生き残りは、AIスキル習得と日本独自の戦略が鍵。
登壇者:
加藤友哉(Microsoft Asia)
今井了介(Gigi株式会社)
志村優(株式会社GOKKO)
急速に進化するAI技術は、ビジネス、音楽、エンターテインメントなどあらゆる分野に革新をもたらしています。本セッションでは、クリエイターたちがどのようにAIを捉え、創造的な表現や新たなビジネスモデルに活用しているのか、その現状と未来像を探ります。パネルディスカッション形式で、実際の成功事例や課題、今後の展望まで、多角的な視点から議論を深めます。
登壇者: 白井暁彦(AICU Japan株式会社)
AICU Inc.のCEOであり、生成AIとメタバースの第一人者である白井暁彦博士が、AI BB Tokyo 2025で生成AIとメタバースがクリエイティブ産業に与える革新的な影響について語ります。Stable DiffusionやComfyUIを活用したAIによる画像・動画生成の最新技術、クリエイター支援のための教育プログラム、そして「つくる人をつくる」というAICUの理念に基づくAIDX(AI Driven user eXperience)の実例を紹介します。SIGGRAPH ASIAや東京AI祭での経験を交え、AIとクリエイティビティの融合がもたらす新たなビジネス価値を探ります。参加者は、生成AIを活用したワークショップや実践的な事例を通じて、AI時代における創造性とイノベーションの可能性を体験できます。
69スピーカー、紹介しきれないコンテンツ!是非とも会場に来れる方は渋谷の駅前「Magnet」の5F,7Fで共有いただけましたら幸いです。
全講演のスケジュール、登壇者、概要、招待コードをまとめたファイルはこちら!
日頃のご支援に感謝を込めて、ゲスト向け特別参加コードを進呈いたします。本コードをご利用いただくと、セッションへのアクセスが可能です。詳細はイベント公式ページをご確認ください。
ご利用コード:
AIBB25SINV10030
AIBB25SINV10012
AIBB25SINV10013
イベント公式ページ( https://www.web3bb2025.pivot-tokyo.com/ )より「参加登録」へ進む,フォーム内の「コード入力欄」に上記コードを入力,
特典が自動的に反映されます,
※満席の場合、コードがご利用いただけない場合がございます。早めの登録をお願いいたします。
イベント名:AI-BB Tokyo 2025,
日時:2025年6月4日(水)〜6日(金),
場所:渋谷(詳細な会場情報は公式サイトをご確認ください),
公式サイト: https://www.web3bb2025.pivot-tokyo.com/
言語:公式言語は日本語です。一部セッションでは英語での発表および逐次通訳を提供予定です。
こちらはスピーカーご本人および関係者(スタッフ・クライアント様含む)にもご活用いただけます。数に限りがございますので、その点ご了承くださいませ。
⭐︎AICU mediaでのイベントレポートを希望する方は X@AICUai にご相談ください。
Originally published at note.com/aicu on June 3, 2025.