2025年7月22日、ComfyUIマスターガイド公式ワークショップの第2期第1回が開催されました!ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回は、画像生成AI「ComfyUI」の基礎知識から応用までを深掘りする内容で、特に初心者の方にも安心してご参加いただけるよう、丁寧に解説を進めました。
今回のワークショップでは、主に以下の内容について解説しました。
ComfyUIの基礎知識と環境構築: 初めてComfyUIに触れる方にも分かりやすく、導入から基本的な操作、さらにはモデルの保存場所といった実践的な内容までを網羅しました。共有ComfyUI環境でのトラブルシューティングや、ローカル環境での設定についても触れ、参加者それぞれの環境に合わせた学習をサポートしました。
画像生成の基本と応用: 「Animagine XL4」モデルを例に、高品質なアニメイラストを生成するプロンプトの調整方法や、CFGスケール、サンプラー、ステップ数といったパラメータの最適化について実践的に学びました。特に、シードの固定による再現性の確保は、キャラクターを安定して生成する上で基本的で重要なテクニックとして演習とともに実施。
ワークフローの保存と共有: 書籍だけでは分かりづらい生成した画像のワークフローをPNG画像に埋め込んで保存・共有する方法や、JSON形式でのエクスポート方法を解説。ご自身の作品を管理し、共有するための効率的な方法をお伝えしました。
画像の高解像度化 (アップスケール): 生成した画像をより高精細にするためのアップスケール機能について解説。SDXLモデルにおける推奨解像度(1024x1024)の重要性や、アップスケールモデルの種類と効果について触れ、作品のクオリティ向上に役立つ知識を提供しました。
ComfyUIの最新情報とコミュニティ活動: AICUマガジンの紹介や、8月に開催される大規模イベント「AICU FES 2025 Summer」の先行情報など、日本のComfyUIを取り巻く最新のコミュニティ動向もお届けしました。特に、「夏の終わりに笑顔で見つめて イラストMVコンテスト」の課題曲発表は、参加者の皆様から大きな反響を呼びました!
第1期参加者のアンケートでは、「初心者でも知らない単語がたくさん出てきて、本をじっくり読んで学ぼうと思いました」「勉強会と本が補完関係にあって助かります」「画像パターンを制御する方法、めちゃくちゃリアルな人物の作り方がわかった」など、多くのポジティブなフィードバックをいただきました。特に、AI未活用のイラストレーターの方々から「イラスト制作を効率化できるような使い方を学んでみたくなった」という声もいただき、大変嬉しく思います。
次回のワークショップでは、今回触れられなかったControlNetの活用やLoRAの生成、さらにはFlux Contextの活用といった、より高度なトピックに踏み込んでいく予定です。
また、8月12日締め切りの「夏の終わりに笑顔で見つめて イラストMVコンテスト」に向けて、今回のワークショップで学んだ再現性やアップスケールの技術を活かした作品制作をぜひお試しください。課題曲の歌詞からインスピレーションを得て、あなただけの「1シーン」をComfyUIで表現してみましょう!
次回のワークショップもお楽しみに!
「ComfyUIマスターガイド」を片手に、さらなるAI画像生成の世界を探求しましょう!
【今回の宿題】
「夏の終わりに笑顔で見つめて イラストMVコンテスト」の歌詞を使ってミュージックビデオの1シーンを生成してみましょう!
シードを保存し、再現性を確認してみましょう。
16:9(1920x1080)の解像度でアップスケールに挑戦してみましょう。
ComfyUIの操作を通して、イテレーションの速度を理解してみましょう。
ご不明な点やご質問があれば、いつでもお気軽にAICU.jpの右下にいるAIチャット「ウィルくん」までお問い合わせください。皆様のクリエイティブな活動を全力でサポートいたします!
Originally published at note.com/aicu on July 23, 2025.