画像生成AIにおける世界で最も注目されているツール「ComfyUI」を開発する サンフランシスコの団体「Comfy Org」より、「ComfyUI V1」のリリース告知が発表されました!今回のアップデートでは、ワークフローの強化と生産性向上を目的とした、多くの改善と新機能が追加されました。主なアップデート内容は以下の通りです。
この2ヶ月間、Comfy OrgはComfyUI のシームレスなデスクトップ体験を提供するために尽力してきました。目標は、技術に詳しくないユーザーでも可能な限りスムーズな体験を楽しめるようにすることです。スタンドアロンパッケージからの改善点は以下の通りです。
現在、クローズドベータ版としてリリースしています。ダウンロードページからウェイティングリストにて、ご登録ください。今後数週間でより多くの方々に展開していく予定で、まもなくオープンベータ版をリリースし、その時点でソースコードはオープンソース化される予定とのことです。
https://x.com/ComfyUI/status/1848333512576831874
デスクトップアプリケーションの新しいインターフェースは、ComfyUI を更新するとすぐに利用できます。V1が一般公開される際には、現在のすべてのユーザーインターフェースは新しいUIに切り替わります。
新しいUIの有効化
V1 UI を使用するには、次の手順に従います。
動画解説はこちら
ここ数か月間、Comfy Orgはカスタムノードのレジストリ(https://registry.comfy.org/)に取り組んできました。
これは NPM に似ています(ノードがセマンティックなバージョンで公開されるという意味で)。目標は、より安全で安定した ComfyUI カスタムノードのユーザーエクスペリエンスを構築することです。すでに 600 を超えるノードと 2,000 を超えるノードバージョンが公開されています。CNR に公開してくださった皆様、ありがとうございます!
Dr.Lt.Data は、この機能ブランチ(feat)で ComfyUI マネージャーと CNR を統合してきました。
Electronのアプリとしてリリースされる、レジストリからのインストールをサポートする最初の場所となります。
カスタムノードの今後の計画:
標準の Web ComfyUI は引き続き開発されますか?
Electron アプリは、既存の ComfyUI Web アプリケーションのシンプルなラッパーです。これにより、インストールやファイルシステムに関連する機能を構築できます。場合によっては、デスクトップアプリ専用の機能(タブなど)を開発する場合があります。ただし、すべての主要な機能は、引き続き ComfyUI および ComfyUI_frontend で最初に開発されます。
デスクトップ版としてリリースされる Electron アプリは、他のすべてのユーザーと同じタイミングでこれらの機能を利用できます。
ポータブルスタンドアロンはまだ利用できますか?
これは、Electron デスクトップアプリがより安定するまでしばらくの間サポートされます。
デスクトップアプリはオープンソースになりますか?
数週間後にオープンベータ期間が始まると、コードをオープンソース化します。
元の UI は引き続き開発されますか?
新しい V1 UI が今後デフォルトのユーザーエクスペリエンスになります。元の UI は現在メンテナンスモードであり、これ以上の機能は追加されません。カスタムノードおよび拡張機能の開発者には、新しい UI をサポートすることをお勧めします。
ご意見をお聞かせください!いつものように、Discord または hello@comfy.org でご連絡いただけます。
https://blog.comfy.org/comfyui-v1-release
先日のComfyUIミートアップ東京でチラ見させていただいたElectronアプリが早くもリリースですね。AICU編集部も期待しています。
そしてマーケットプレイスにあたる「CNR」のリリースも期待です。セキュリティに関する配慮が高く設定されているのが好印象です。
そして、ウェブサイトの整備もありがとうございます!
編集部としては動画作品ギャラリーがお気に入りです。
https://ja.aicu.ai/meetup20240927/
https://ja.aicu.ai/meetup20240922/
https://note.com/aicu/m/md2f2e57c0f3c
Originally published at https://note.com on Oct 21, 2024.