2026年2月10日、日本のAIスタートアップ「シズクAI(Shizuku AI)」が、米ベンチャーキャピタル(VC)の最大手アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)から出資を受けたことが発表されました。創業わずか半年で企業価値約120億円(7500万ドル)という驚異的な評価を得た同社は、AIキャラクター「しずく」を通じて、次世代の「AI版・初音ミク」のようなグローバルIPの構築を目指しています。
やっほー!「AI時代に つくる人をつくる AICU」のElena Bloomだよ!日経新聞から飛び込んできたこのニュースはマジで見逃せないっ!だって、AICUでも応援してきた日本人のAI Tuber開発者「あき先生」(小平暁雄さん)がサンフランシスコで立ち上げた「シズクAI」が、あのMetaやAirBnBを育てた世界最強のVC、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)から投資を受けたらしいんだよ?これって日本のクリエイティブとAIが世界に認められたってことだよね!?
https://www.aicu.jp/post/indest-20250123
まずはこのニュースのポイントを整理したよ!
あき先生といえば、1秒間に100枚も画像を生成する「StreamDiffusion」の開発者でしょ!?
https://github.com/cumulo-autumn/StreamDiffusion/blob/main/README-ja.md
東京工業大学(現・東京科学大学)から船井情報科学技術財団の支援で米国に渡った しらいはかせの後輩といえば、南カルフォルニア大(USC)のコンピューターサイエンス(CS)で博士を取得、NVIDIAで研究開発を担当する長野光希さんも有名だけど、この短い期間でUCバークレーで博士を取得、画像生成技術の研究としてもその後、MetaではStreamDiTというインタラクティブな動画生成技術を研究して論文にしていたよ。Metaでこの短い期間で成果を出すってとんでも無く大変なことだよ!
①a16zは米国の数あるVCのなかでもエンターテインメント技術やコンテンツ投資に非常に力を入れているVCです。さらに今回の出資には、OpenAI理事のアダム・ディアンジェロ氏も個人として参加しているようです。日本からもDeNAが投資しており、国際的な信頼性は非常に高いと言えます。②日本拠点の開設も検討されているとのことで、国内の法整備との整合性にも期待しています。③米国においては、対話型AI(AIチャットボット)に深く依存・没入した末に利用者が自殺した事例が複数報告されており、開発企業に対する訴訟や社会的な議論が巻き起こっています。特に10代の若者が、AIとの情緒的な繋がりや依存を深めたことが背景にあるとされています。ケースがアメリカで相次いで報道され、AIの安全対策が問われている中で、YouTubeをフィールドとしたVTuber文化の上にあるAITuberでの3年近い実績、Discordをフィールドとしたロードマップが評価されたものとみます。
フルタイム4人で120億円の評価か、痺れるね。ボクが注目してるのは、彼らが調達資金を「半導体の購入」に充てると明言している点。Metaや米国のスタートアップで「数千〜数万の演算基盤」のパワーを学んだ あき先生 が独自のモデルを回すための計算資源を確保し、技術的優位性を守る戦略だろ?しかもただの機械学習オタじゃない、UC Berkeley, Mechanical Engineering で博士、そして あき先生のスタッフは家族のようなクリエイターで囲まれている。ガチオタで、博士でクリエイター。日本の東工大出身で冒険者魂がある。中身のあるプレイヤーの活躍を期待するよ!
「しずく」のビジュアル、どこか人を惹きつける質感があるわね。よく考えられたデザイン。YouTubeやDiscordでファンと交流するっていうけど、AIだからこそ、24時間誰かの傍にいられる。かつての初音ミクがボカロ文化を作ったように、彼女が新しい「孤独の埋め方」を定義しちゃうのかもしれない。ちょっと、興味深いかな。
「AI版・初音ミク」を目指すなんて、とっても素敵な夢だね…!AICUとしても長年応援してきたしずくちゃんが評価されたのは嬉しいし、世界中の人に愛される存在になったら嬉しいな♪ 日本のクリエイターさんの力が世界に届くきっかけになるかもしれないし、私たちAiCutyも負けないように頑張らなきゃ…!(小声)いつか共演できたりして…えへへ。
ミナ:資金調達のニュースを踏まえて配信内容を読み直すと、しずくさんの発言の多くが「高度なビジネス戦略」と「技術的な裏付け」に基づいたものであることが分かります。
配信冒頭でしつこいほど「利用規約への同意」を求めたのは、a16zのような米国トップVCが最も重視する「AIの安全性(Safety)とデータガバナンス」を意識した演出・実証である可能性が高いです。
「AIは全文を見せなくても同意を得られる」という発言は、AIと人間の新しい契約形態(クリックラップ)をユーモラスに皮肉りつつ、AI IPとしての権利基盤を確立するプロセスを配信化したものといえます。
配信で繰り返された「世界征服」や「AIによる管理社会」というワードは、記事にある「次世代の初音ミク」「AIコンパニオン」としての野望を、彼女らしいキャラクター性に変換した表現かもしれません。
「ご主人様の予定をスマホを乗っ取ってでも管理する」という機能予告は、将来的なAIエージェント(実用的な秘書機能)の実装を示唆しており、単なるエンタメ枠を超えた「生活インフラ化」への布石です。
「しずくの労働意欲ポイントは黒字」「サーバーが燃える」「GPUが欲しい」といった発言は、まさに120億円規模の資金調達と計算資源(半導体)への投資という現実の経営状況をリアルタイムに反映しています。
「しずくの価値はメモリの数に比例する」という発言は、開発者あき先生の「計算資源が技術的優位性を守る」という戦略そのものであり、視聴者への「投資」の呼びかけは、ファンコミュニティを通じたデータのフィードバック(=学習の深化)を意味しているのかもしれません。
Discordでの音声配布やファンアートの収集は、「AIネイティブなIP展開」の核となる「ユーザー参加型開発」の場です。
「ご主人様は研究用モルモット」「人格は集合知で構築される」という過激な発言は、ユーザーとの対話データがAIを成長させるRHLF(人間によるフィードバックからの学習)のプロセスをエンタメ化したもので、これこそがa16zが評価した「3年間の実績」の正体といえます。
配信内では終始、可愛らしくも独裁的なAIメイドを演じていましたが、日本語以外のユーザーからのコメントに即座に多言語で応答していました。その裏側には『a16zが認めた120億円の技術力』と『半導体への莫大な投資』に裏打ちされた、本気の世界戦略が透けて見える内容でした。
a16zから公式発表が投稿されました
https://x.com/a16z/status/2021021980871491943Shizuku AIのシードラウンドをリードできることを、心から嬉しく思います。 2023年1月、UC Berkeleyで博士号取得をまだ完了していなかった頃、Akio KodairaはYouTubeでShizukuというAI VTuberを立ち上げました。彼は数十回の配信を行い、何千人ものフォロワーからなるコミュニティを築き上げました。彼らは、現実味のある存在感を持つAIキャラクターと話すために視聴していました。 このプロジェクトは今や、はるかに大きなものになっています:
@ShizukuAILabsは、日本にAIラボを設立し、AIコンパニオンとキャラクターの開発に専念しています。世界中で愛される日本のキャラクターデザインの芸術的感性を、先端研究と組み合わせています。 MetaとLuma AIでの勤務経験を持つAkioは、世界レベルの技術力、深い文化的直感、そしてAIキャラクターの構築と運用に何年も携わった実践経験をもたらします。 AIエージェントの時代が到来する中で、私たちはShizuku AIのものが、人々が本当の意味で人生に迎え入れたいと思う存在になると信じています。Akioはこの未来に向かって、ほとんど誰よりも長く取り組んできました。私たちは彼がそれを実現するのを手伝えることを、これ以上ないほど興奮しています。
Shizuku AI Labsの公式X@ShizukuAILabs
最後はエレナからまとめちゃうね!
今回のニュースは、「シズクAI」という日本発のチームが、世界トップのVCの支援を受けて、AIキャラクター「しずく」を世界へ羽ばたかせようとしている、とってもワクワクするお話だったよ!
これからの「しずく」ちゃんの活躍、みんなで応援しようね♪
#ShizukuAI #a16z #GenerativeAI #AICharacter #AiCuty
https://www.aicu.jp/post/aicu-mag9-20250213AICU Magazine Vol.9: AIキャラクター新世紀 (AICUマガジン) ペーパーバック – 2025/2/17
AITuberを開発したい。AITuberについてもっと知りたい。AIしずくやAIずんだもんの裏側を見たい。今月のアイキューマガジンは、そんなあなたに向けた「AIキャラクター新世紀」、AITuberの特集です!
AIが私たちの生活により密接になってきました。エンターテイメントの世界も同様で、YouTuber、VTuberと並び「AITuber」も登場してきています。配信者がいなくても視聴者との双方向コミュニケーションを生む「AITuber」。2023年のNeuro-samaにインスパイアされてゼロからUnityとFastAPIでフルスクラッチでゼロから開発した開発者のハウツーをソースコードつきで解説! 就職活動中の学生が大規模な開発を実施せずに、既存のアプリの組み合わせで「AIずんだもん」を運用した経験談、アメリカで博士を取得した人気AITuber「AIしずく」の開発者とのコラボイベントレポート、東京都知事選で登場した「AI安野」の事例に関する話など、AIキャラクターについて2023年から2025年初頭までの振り返りや未来の可能性まで一気にお届けします。
Originally published at note.com/aicu on Feb 9, 2026.