AICU編集部のさっこんです!
本日は6月7日、6月8日に桜美林大学新宿キャンパスで開催されていたWaytoAGIグローバルAIカンファレンス 2025のDay2にて行われた、Boldtronさんのワークショップと講演を受けてきたのでその経験を共有します!
Boldtronさんのインスタグラム
https://www.instagram.com/boldtron/
Boldtronさん講演の様子
ワークショップの様子
Boldtronさんたち兄弟は、テキストや画像から簡単にリアルタイムで動画や画像を生成できるAIプラットフォーム「Krea AI」を用いて、普段様々な動画や画像を生成しているそう。今回のワークショップではKrea AIの使い方と考え方をレクチャーしてくださいました。
※今回は、会場で提供された1ヶ月無料のMax料金プランのコードを利用しました。無料プランでは、後述する「Train」機能など一部の機能に制限があります。
Krea AI公式サイト
https://www.krea.ai/
Krea AIの「Realtime」という機能ならこんなに雑な絵からでもキノコに乗ったカエルが生成できます。これくらい簡単なら誰にでも使えますね!
3Dモデルもワンクリックで生成できました!さらにStyleというどんな画像にしたいか、テイストを変える機能を用いることで背景や画風まで変えられます!さらに画像にもあるAI Strengthを調整することでどのくらいAIを用いるかを調節できます。
これら2枚の写真とStyleを合わせ、プロンプトを今回は「a room」と打ち込むだけで
こんなにおしゃれなイラスト風の画像ができました!
実際の画面はこちら
ここで面白いのはBoldtronさんおすすめの方法として、より良いものを作るために何度か画像生成を繰り返し、その生成した画像を使ってさらに画像を生成することでより理想的なものが出来上がるとクリエイトのコツを教えてくださいました!加えて、ここで生成した画像もプロンプトを書いて動画にできます。実際に他の機能も使ってはいますがこのような手順を繰り返しBoldtronさんが作った動画がこちらです。
凄まじいクオリテイです。なんと編集作業などしていないそう。AIをうまく使いこなせばここまでのものが作れるんですね!
3枚から50枚の写真を入れることでその写真のスタイルを学習し次からの画像生成に活かせるTrain。ここで自分好みのスタイルを作ることでテンプレートにない、自分のほしい画風の画像を生成できるようになります。
このように笑顔の男の子の写真で学習させると
「笑顔の」といれていなくても「boy」とプロンプトに入れるだけで勝手に笑顔の男の子で、しかも元のデータの子と似た顔で生成!
作ったものに作ったものを掛けていく。ということを終始教えてくれたBoldtronさん。生成した画像を元に生成していく手法は僕が過去に聞いたことのない方法でした。オリジナリティがその過程で生まれていって、元の画像の模倣でない、新たな画像の生まれる瞬間を今回のworkshopで味わうことができました!皆さんもぜひKrea AIで新たな創造を体験しましょう!
Originally published at note.com/aicu on June 1, 2025.