ComfyUI公式「バウンティプログラム」始動!

ComfyUI公式「バウンティプログラム」始動!

開発者・デザイナー・テスター・AIクリエイターへ貢献と報酬のチャンス!
2025年5月28日、人気のAI画像生成ワークフローエディタ ComfyUI が新たな試みを発表しました。その名も…

Comfy Bounty Program(報酬制度)

オープンソース貢献者に報酬を支払う公式制度が始まりました。開発者はもちろん、デザイナー、テスター、クリエイティブな貢献者など、誰でも参加可能です。

 

賞金タスクのリストはNotionで公開中

https://comfyorg.notion.site/ComfyUI-Bounty-Tasks-1fb6d73d36508064af76d05b3f35665f

非常にたくさんあるので、分野でまとめてみました。
(リストは常に更新されていくようです)

General

他の分類に明確に当てはまらない一般的な課題。例:ドキュメント整備、プロジェクトのスキャフォールディング(Scaffolding=「足場づくり」、ソフトウェア開発において、プロジェクトの骨組みやテンプレートを自動生成する手法)、ビルドスクリプトなど。

Frontend

グラフエディタのユーザーインターフェースに関する作業。例:UI/UXの調整、ホットキー、Svelte/Reactコンポーネント、ドラッグ&ドロップ、アクセシビリティなど。

Comfy-Core

グラフの読み込み、ノードのスケジューリング、メモリ管理、モデルの実行などを担うPythonエンジンの深部の変更。

Model-Support

新しいチェックポイント、LoRA、スケジューラ、フォーマットローダーの追加・改善によって、より多くのモデルを簡単に実行できるようにする。

CLI

コマンドラインインターフェースの改善。例:バッチレンダリング、引数処理、進捗出力、自動化フックなど。

Design

製品設計やビジョン設計に関わる部分の支援。

Testing

単体テストや統合テスト、CIワークフロー、再現可能なサンプルグラフなどの作成・維持によって、回帰の防止に貢献。

Desktop

Electronラッパー、アップデート機構、プラットフォーム固有の修正、インストーラーなど、デスクトップアプリとしての課題。

Minor

一口サイズの入門タスクや小さなバグ修正。新しいコントリビューターに最適。

API-Nodes

外部サービスを呼び出すノードの作成支援。

Website

オープンソースプロジェクトとしての comfy.org のコンテンツやレイアウト改善。

Backend

サーバー側・ミドルウェア側の機能追加。例:データベース連携、ユーザー認証、ジョブキュー、パフォーマンスチューニングなど。

Litegraph

基盤となるLitegraphエンジンへの貢献(TypeScript/Pythonパッチ、新ノード型、パフォーマンス調整など)。

Standardization

ノードAPI、命名規則、メタデータスキーマなどの標準化によって、エコシステムの一貫性を維持。

 参加方法(How it works)

参加方法はとてもシンプルです。
Comfyチームは現在募集中のタスクをリストアップした「バウンティタスク一覧表」を公開しています。各タスクには説明、成果物、そして報酬額が記載されています。

 手順

  1. タスクを探す
    自分のスキルや関心に合ったタスクを一覧から探します。

  2. ピッチ(提案)を準備
    アプローチ・経験・スケジュールを簡潔にまとめます。

  3. メールで提案を送信
    タスク名またはIDを件名に書いて送信。

  4. 承認を待って開始
    承認後に作業スタート。必ず返信を待ちましょう。

タスクに報酬が明示されていない場合は、自分で提案してOK!

 よくある質問(Q&A)

Q: タスクに報酬額が書かれていないのは?

A: まだ設定されていないだけです。希望額を提案メールに記載してください。

Q: バグ修正でも提案できますか?

A: はい、バグ修正も対象です。修正方針を書いてメールを送りましょう。

タスク例(抜粋)

  • Mac M1/M2/M3に最適化されたテンプレート作成

  • ffmpegをデスクトップ版にバンドル

  • LLM(大規模言語モデル)でヘルプ機能を実装

  • gLB形式のメッシュ読み込みノードを追加

  • ノードライブラリに「最近使った」セクションを追加

  • UIのミニマップ表示やスマホ対応

タスクはGitHubや公式告知から随時追加されます。


🔗 リンク集

 AICUからひとこと

日本からもこのような国際オープンソースプロジェクトに貢献し、世界のAIツール発展に寄与する機会が広がっています。
AICUでは、日本のクリエイター・開発者がグローバルに羽ばたくための情報発信・支援をこれからも続けていきます。

あなたも、ComfyUIの未来を一緒に作りませんか?

https://j.aicu.ai/comfysb

https://corp.aicu.ai/ja/comfyui-guide-20250513

メンバー向け情報:ComfyUIマスターガイド公式勉強会の無料化コード

この記事の続きはこちらから https://note.com/aicu/n/nfd02a8306e2b

Originally published at note.com/aicu on May 29, 2025.

AICU Japan

AICU Inc. AIDX Lab - Koto

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