「思い通りの画像を生成したい!けど思うようにいかない…」という方、TextToImage(t2i)を使いこなせていますか?
Stable Diffusionの内部の仕組みを理解し、ComfyUIでのText to Imageテクニックを身につけて、思い通りの画像を生成できるようになりましょう!
こんにちわ、AICU media編集部です。
「ComfyUI マスターガイド」第12回目になります。
この記事では、ComfyUIを始めたばかりの方向けに、プロンプトの基本から応用、そしてComfyUI特有のテクニックまでを、実用的なプロンプト例を交えながらわかりやすく解説します。
前回は「ComfyUIでのTextToImageを極める!!(1)プロンプトの基本文法」と題してプロンプトの基本文法について解説いたしました。
前回はこちら
複数CLIPの活用: Combine
ComfyUIでは、複数のCLIPTextEncodeノードとConditioning(Combine)ノードを組み合わせることで、複数のプロンプトを同時に使用できます。例えば「龍」と「虎」を別々のCLIPTextEncodeノードに指定すると、「龍」と「虎」を組み合わせた画像を生成することができます。
使用方法
標準ワークフローを改造し、「龍」と「虎」を組み合わせた画像を生成してみます。
- メニューの「Load Default」をクリックし、標準のワークフローをロードした状態にします。
- モデルがSDXLの場合は「Empty Latent Image」を「1024, 1024, 1」
- ポジティブプロンプト用のCLIP Text Encode (Prompt)ノードを1つ追加します。なにもない場所をダブルクリックして「CLIP」と打ちます。
- 追加したノードの入力「clip」には、Load Checkpointの出力「CLIP」を接続します。
- 1つ目のCLIPTextEncodeノードのプロンプトに「tiger」と入力します。
- 2つ目のCLIPTextEncodeノードのプロンプトに「dragon」と入力します。
- Conditioning(Combine)ノードを作成し、2つのCLIPTextEncodeノードの出力を接続します。
なにもない場所をダブルクリックして「combine」と打つと現れます
- Conditioning(Combine)ノードの出力をKSamplerのpositive入力に接続します。
概念図としては以下のような接続になります。
- 最終的なワークフローは以下になります。
このようにすることで、「龍」と「虎」を組み合わせた画像を生成することができます。以下が生成した画像です。
この記事では、ComfyUIでSDXLのプロンプトを記述する基本的な方法から、応用的なテクニックまでを紹介してまいります。
次回は、プロンプトテクニックの第3弾で、『プロンプトのバッチ分割: Concat』について解説をしていきたいと思います!こうご期待ください!
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Originally published at https://note.com on Sept 2, 2024.
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