ちょまどのまど(03) #AI駆動開発 勉強会 女子部 (託児付き) 参加レポ

ちょまどのまど(03) AI駆動開発 勉強会 女子部 (託児付き) 参加レポ

ちょまどです。本日 2025年4月5日(土) に『AI駆動開発勉強会 Women's Base #1』に参加しました。これは、『AI 駆動開発勉強会』シリーズの女性限定版の、記念すべき第1回目の開催で、前半にセッション、後半はハンズオンで、両方とも素晴らしい内容でした。また、私には0歳の息子ベビ太郎がいるのですが、この勉強会には託児スペースがあったので、プロに子どもを預けて安心して参加することができました(マジで神)。

勉強会の概要

https://aid.connpass.com/event/349080/

 

AI駆動開発勉強会 Women's Base とは
生成AI系のコミュニティでなかなか女性と交流できず、寂しく感じている主催者 Maki (@yuma_prog) が、女性のみで安心してわいわいできる基地が欲しくなって立ち上げました。
普段からAIツールを活用されている方はもちろん、これから触ってみたい方も気軽に情報交換・発信ができる場にしていきます。
このBaseを起点にして、本体のAI駆動開発勉強会や他の生成AI系コミュニティに参加する仲間を増やしていきたい!

https://aid.connpass.com/event/349080/

参加枠: 現地参加(女性限定 定員 40)、+ 託児所利用(女性限定 3)
場所: 日本マイクロソフト品川オフィス

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本当に全員女性だった

参加者だけでなく、登壇者もハンズオンサポーターもロジ周りのスタッフも、全員女性でした。すごい。女性エンジニア勉強会で「登壇者やメンターだけ男性もいます」という運営も多い(いいと思う)のですが、今回は本当に女性しかいませんでした。

ハンズオンサポーター情報
Maki NagaseAI駆動開発勉強会 Women's Base の主催
X: @yuma_prog
Microsoft MVP for Azure
AzureやGitHubでわいがやするのが好きな人。Azureわいがや会主催、JAZUG (Japan Azure User Group)AI駆動開発(AI-Driven Development) 運営。
大平かづみX: @dz_
GitHub公認トレーナー
Microsoft MVP for Azure/Developer Technologies
フリーランスから出産を経て就職後、再びGitHubの技術アドバイザリやワークショップの講師を担当。個人では、女性エンジニアを応援するコミュニティCode PolarisGitHub dockyardを立上げ運営しているほか、様々な技術コミュニティで活動している。0歳児育児との両立を模索中。
よこなX: @ihcomega
Java女子部スタッフ、JJUG幹事
『いちばんやさしいGit&GitHubの教本』共著者
バックエンドエンジニア、プロジェクトマネージャー、デベロッパーアドボケートなど色々経験
横田里奈子エンジニアとして長年サーバーサイドで様々なプロジェクトの開発・運用や、音声・画像解析 (形態要素解析、 画像変換等) に従事
2021年からアルジェントテクノロジーに参画。 自社サービス開発を主に担当し、 ChatGPTを活用した業務ヒアリング・要件定義書生 成サービス "Hekima” の開発に従事。 特にRAG、 高速処理に関するノウハウに精通
NanaX: @nana-mn707
Web開発のフロントエンドを担当し、最近はFlutterを使ったアプリ開発にも挑戦中

https://aid.connpass.com/event/349080/

私は高校も大学も女子高女子大で、女子校に 10 年近く隔離されていた人間なので、こういう雰囲気めっちゃなつかしかったです。

前半のセッション

講師は Microsoft MVP のマキさんでした。

 

実は私は今回遅刻してしまったのです…が!

家を出る前のベビ太郎のお世話で手間取った&引っ越し直後の未開封段ボールだらけの部屋で、どこに社員証が入っているか分からず(会場がうちの会社なので必要だと思った)、何十分も探していたので遅刻してしまったのです…(結局バッグの中にちゃんと入っていた)。

前半のセッションが殆ど聞けなくてつらみだったのですが、

登壇者のマキさん(@yuma_prog)がちゃんとスライドを上げてくださいました!ありがとうございます!

GitHub Copilot入門~Microsoft50周年で発表された最新機能まで!どこまでAI駆動で開発できるのか

GitHub Copilot とは

GitHub Copilot(ギットハブ・コパイロット)は、GitHub が提供する AI によるコーディング支援ツール(AI コーディング アシスタント)です。プログラミングの効率化を図り、開発のスピードを向上させることを目的としています。

https://github.com/features/copilot

https://docs.github.com/ja/copilot

 

後述のハンズオンのパートでも言及しますが、edit モードや agent モードだと、自然言語で「〜〜したい」と言うと、ババババ〜〜〜〜っと、複数ファイルに渡り一気にコードを書いてくれます。

あと、commit message や pull requests のときにコメントとして概要文を生成してくれるのとかマジで神。(私は普段個人開発の時は commit message はマジでテキトーで「いろいろやった」「hoge」とかです。よくないね)

一番びっくりしたやつ『GitHub Spark』

マキさんのスライドでいちばんビックリしたのは『GitHub Spark』(まだベータ中のベータの technical preview 版) なる新サービスです。今日初めて聞いた。浦島太郎です。

https://githubnext.com/projects/github-spark/

 

どうやら「こういうアプリ作って」と自然言語を渡したら、
よしなに作ってくれるやつらしいです

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マキさんのスライドの 28 ページ目
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マキさんのスライドの 29 ページ目

わかりやすかった記事

https://zenn.dev/galirage/articles/github_spark

GitHub Sparkは、「誰でも自分のためのソフトウェアを作成・カスタマイズできるようにするAIツール」です。

このツールを使うことで、コードを書く必要がなく、自分だけの小さなアプリ(Spark)を簡単に作り、共有することができます。

例えば「子どものお小遣いを管理するアプリが欲しい」と入力するだけで、そのアイデアに基づいたアプリが自動的に生成されます。(すぐ試せる環境の構築やデプロイなども含む)

https://zenn.dev/galirage/articles/github_spark

とりあえず waitlist に登録してみました。早く私も使ってみたいです。

Microsoft 50 周年の誕生日!

ちなみに昨日は Microsoft 50 周年の誕生日だったので、多くのマイクロソフト系のプロダクトはこの日にあわせてめちゃくちゃ大量にアップデートがあったようで、登壇前夜(時差があるので夜になる)にスライドを書き直さないといけなくなるという罠にハマっていたそうです

 
 

本当にお疲れ様でした

懐かしいね!

登壇者のマキさんが、まだ Microsoft MVP になっていなかった頃、
一緒に居酒屋に行った時に、私が突然その場(居酒屋の席)でパソコンを開いて Visual Studio を立ち上げて C# で Semantic Kernel (マイクロソフト製の生成 AI 用の SDK) のデモをし始めたという限界 C# ヲタクエピソードがあります。懐かしいね

 

後半のハンズオンパート:大平かづみさん

講師は Microsoft MVP の大平かづみさんでした。

↓ 講師のかづみさんのツイート

 

かづみさんは GitHub のスペシャリストで、年に何度も GitHub のワークショップを回している、つよつよエンジニアです。
また、去年、私とほぼ同時期に子どもを産んだ、ママ友でもあります!

ハンズオンコンテンツ: Copilotとペアプログラミング

Microsoft 公式の GitHub Copilot チュートリアル集『Mastering GitHub Copilot for Paired Programming』を使いました。

https://github.com/microsoft/Mastering-GitHub-Copilot-for-Paired-Programming

 
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star 数 5,600 !

現在はレッスンは 12 個あるのですが、今回は 3 つ目だけを進めました。GitHub Copilot 入門、というセクションです。

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進めたチュートリアル

上の 12 個のレッスンのなかの 3 番目のリンク『03 Introduction to GitHub Copilot』をクリックした先

https://github.com/microsoft/Mastering-GitHub-Copilot-for-Paired-Programming/tree/main/03-Introduction-to-GitHub-Copilot

 
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「03 Introduction to GitHub Copilot」の README の下の方

書いてある通りですが、この「Start course」をクリックすると、チュートリアルハンズオンが始まります。
あとは、そこに書いてある通りに進めていけば大丈夫でした。

環境は、GitHub Codespaces を使いました。ローカルの VSCode でやっている人もいました。

ハンズオン中のツイート集

実況していました。

GitHub Copilot chat に「不具合どこで起きてるの」と聞く

 
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GitHub Codespaces のスクショ。右上に私の入力(自然言語)

バグの発生場所と、その修正案の具体的なコードを示してくれました。

この chat 機能は結構前からありましたが、だいぶパワーアップしているなという印象を受けました。(私が1年間の産休育休に入っている間に)

 

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インライン チャット

ctrl + I (cmd + I) でインラインチャットが開きました。
そこで「テストデータを増やしてください(要約)」と打ち込むと、良い感じにテストデータを任意の数 生やしてくれました!

 
 

commit message 書いてくれる

 

GitHub Copilot くんが ちゃんと修正箇所の差分を見て「こいつこういうことをしたかったんやな」みたいな意を汲んでくれて、よしなにコミットメッセージを生成してくれる!

 

個人開発の時は「いろいろやった」みたいな ふざけたコミットログしか残していない私にとって吉報

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普段のコミットメッセージ。情報量ゼロ

pull requests の概要文も生成してくれる!

 

GitHub Copilotくんが書いたプルリクエスト。

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before

Generate→Summaryでサマってくれます。

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after

pull requests 時にコードレビューもしてくれる!

 

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「Copilot くんにレビューをお願いする」のボタンがある
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レビューしてくれている!

たとえば一番下のサジェストは「クロスサイト スクリプティングを避けるためにエスケープするようにしましょう」と、セキュリティのことを踏まえた提案をしてくれています。

みんなすごい!

 

みなさんも AI駆動開発、やってみてくださいね〜!

https://note.com/aicu/n/n3fa977c5b658

 

Originally published at https://note.com on Apr 5, 2025.

AICU Japan

AICU Inc. AIDX Lab - Koto

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