AICU Japan、Apple Intelligenceで完結する文字起こしアプリ「MicText」を世界でリリース/企業向けセキュア版の開発も

2026年5月15日 — AICU Japan 株式会社(本社:東京都、代表取締役:白井暁彦、以下「AICU」)は、iPhone 内蔵の Apple Intelligence のみで動作する文字起こしアプリ MicText を App Store にて正式リリースしました。留学生や国際環境で活躍するユーザに嬉しい設計で、現在世界175 の国と地域で配信しています。iPhone内蔵デバイスAIの高速な文字起こし体験に加え、チームでのAI活用を進めるためのサーバー側AIアプリの需要がある医療機関・公共部門・規制業種など「データを国内インフラ内に閉じたい組織」向けに、サーバー側エンジンを国内基盤で運用する 企業版(エンタープライズエディション) の開発も開始しています。

MicText の特徴

MicText (マイクテキスト) は、Apple Intelligence 対応 iPhone(iPhone 15 Pro 以降、iOS 26 以降)専用の文字起こしアプリです。録音から文字起こし、要約までのすべての処理を iPhone の中で完結させ、音声データや文字起こし結果を外部サーバーに送信しません。そしてサブスクリプションやネットワークも不要になります。

https://aicu.ai/app/mictext

料金体系: 現在は試用版として無料です。5分以下の録音・ファイル取り込みは無料で利用できます。次の購入可能版から5 分超のファイルは $4.99(日本:¥800 相当)の買い切りアンロックでのリリースを予定しています。撮影した動画を高速に文字化、要約、翻訳できます。設計上は数時間の長い動画も文字起こし可能ですが、QAとして30分の動画が品質保証範囲としています。もちろんサブスクリプションや、広告表示もありません。

対応言語: UI は 12 言語(日本語、英語、中国語簡体/繁体、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語(ブラジル)、イタリア語、ロシア語、アラビア語)。文字起こしは Apple Intelligence の対応言語に準拠します。

主な機能:

  • オフライン完結の文字起こし:Apple の SpeechAnalyzer による高精度な日本語認識
  • 整理モード:1 分単位で分割 → Apple Intelligence で文脈補正 → 自動タイトル付け/全体要約
  • 3 辞書システム:固有名詞・一般用語・フィラーをユーザーが登録し、使うほど精度が向上
  • 多言語翻訳:8 言語へのオンデバイス翻訳(iOS 26 Translation Framework)
  • 音声・動画ファイル取り込み:ボイスメモやファイル App、フォトライブラリからの取り込みに対応。現在は品質保証の観点で30分を保証します。2時間超えの動画ファイルも文字起こしも可能。
  • クラウド送信ゼロ:HealthKit・位置情報・カレンダーへのアクセスは一切要求しません

アプリ画面(日本語 UI)

App UI in English (Global Distribution)


こだわった「手触り感」と利便性の「試用版」、
企業版(エンタープライズエディション)も!

試用版は Apple Intelligence による「端末内完結」のエクスペリエンスで設計され、AICU国際ゲーム開発事業部において「手触り感」と高速なUXを中心とした利便性を追求して磨き上げています。またユーザーテストを通して、法人ユーザーからは以下の声が多く寄せられてきました。

  • 会議室や社用端末などで広く展開したい(端末を選ばずに導入したい)
  • データをクラウド AI に送らないことを契約条項で保証してほしい
  • 要約や翻訳に使用するモデルを自社で設定したい(勝手に個人が契約したモデルにコピー・貼り付けしないで欲しい)
  • 議事録は国内データセンターでのみ処理する規定があり、それに準拠した形で導入したい

これらの要件を満たすため、AICUの日本法人であるAICU Japan 株式会社では 「完全セキュアなオンプレ/国内クラウド型 AI 文字起こしソリューション」 を企業向けに提案する計画を進めています。

想定アーキテクチャ:

  • クライアント:MicText(iOS / Android、組織配布向けカスタム配布)
  • 文字起こしエンジン:企業が指定するローカル音声認識モデルを、顧客指定の国内インフラ上で運用
  • インフラの選択肢
    • Whisper, Qwen等のローカルモデル
    • ガバメントクラウド(デジタル庁認定基盤)上での運用
    • 高性能 GPU クラウド(国内事業者)等での運用
    • 顧客のオンプレ環境
    • AICU 提供の GPU 環境

「デバイスAIによる完全セキュア」を目標に

現在、AIにおける文字起こしは、ビジネス会議の効率化や合意事項のまとめ、国際対応などオンライン・オフラインでのミーティング議事録で非常に多く利用されています。また一般のシーンでも発話証拠性など幅広い利用可能性がある一方で、セキュリティやプライバシーの確保は課題です。会議議事録はその録音文字起こしや要約において、クラウド型のサービスが内部で使用されており、文字起こしや要約の過程で、登場人物やその行動、発話者の思いなどがそのまま文字として大規模LLMに学習される「意図していないAI漏洩」が懸念されます。AI使用におけるガバナンス確保、個人情報保護、AIツール使用による潜在的無断学習、さらにそれらを過度に制限するために拡大する「AI格差の拡大」が世界的な問題として認識されています。AICUではこの問題を「#生成AIの社会と倫理」というテーマで長年、調査研究・啓蒙・ソリューション開発で取り組んできています。

懸賞金総額8億円!GENIAC PRIZE 成果発表キャラバン、4/14に渋谷で開催 ― AICU Japanも展示参加します GENIAC PRIZE成果発表キャラバンが渋谷で開催。生成AIの最新事例を紹介し、懸賞金のチャンスも。AICU Japa corp.aicu.ai

MicTextはそのようなソリューション開発を、誰でも入手可能なスマートフォンアプリである「Apple Intelligence対応iPhone向けアプリ」で解決に取り組みました。

  • 音声および文字起こし結果を、端末外に出さない。
  • 要約や翻訳も国外AIサービス等に一切送出しない設計
  • データセンターを顧客指定の国内ロケーションに固定
  • サードパーティ AI ベンダーへの依存ゼロ
  • ログ・キャッシュの保持ポリシーを顧客契約に従って設計可能

想定する販売対象:

  • 医療機関(電子カルテ周辺・診察録)
  • 公共部門(議事録・行政会議)
  • 金融機関・士業(顧問先打ち合わせ・社内会議)
  • 製造業の機密ミーティング(特許・研究開発関連)

B2C からのハイブリッド AI 戦略

AICUが今回採用したアプローチは、AICUがクリエイティブAIや「Nehan.AI」といったAI時代のゲーム開発技術でこれまで培ってきた 「一般消費者向けの使い勝手の良い AI アプリ」の研究 を基礎に、Apple Intelligence を最大限に活用した端末内完結 AI を提供しつつ、規制業種向けには同等のユーザー体験をサーバーサイド AI で実現するというハイブリッド構造です。これにより、

  • 消費者:プライバシー最強・低価格($4.99 買い切りを予定)購入後の運用コストゼロ
  • 企業:端末縛りなし・国内データセンター・契約で監査可能

という、本来であれば二者択一になりがちな要件を、継続進化し続けるAppleデバイスや最新のiOS26世代のプロダクトファミリーの中で両立させることを目指します。

今後の展望

AICU Japan は、本リリースを起点として以下のロードマップを進めていきます。

  1. MicText(消費者版) の継続的アップデート — 多言語化の精度向上、ネイティブスピーカーレビューの反映、機能追加(音声認識精度の継続改善)
  2. エンタープライズ版 PoC(概念実証)構成のパートナーとの確立 — 国内 GPU 基盤での運用検証
  3. 業種別パイロット の開始 — 医療機関・公共部門の先行ユーザーとのパイロット協議
  4. MicText API / SDK 化 の検討 — エンタープライズ顧客が既存システムへ組み込む形での提供形態
  5. Nehan.AIなどゲームアプリを使用した潜在不具合の解決

AICU Japan 株式会社について

AICU Japan 株式会社は「つくる人をつくる(Creating People Who Create)」をビジョンに掲げる、クリエイティブ AI 体験開発企業です。AICU Media(年間 100万 PV、月刊『AICU Magazine』発行)を運営し、AI 時代の創作・学習・働き方を支援するメディア/プロダクトを展開しています。

iOS アプリ事業では、文字起こしアプリ「MicText」のほか、姉妹アプリ「Nehan.AI」(無料ライフログゲーム、Apple Watch 連携、Apple Intelligence による物語自動生成)を提供しています。フィンランド Supercell 社の「AI Innovation Lab」採択、NEDO GENIAC PRIZE AI 安全性領域ファイナリストなど、国内外で AI 関連プログラムへの採択実績があります。主要取引先はグリーグループ、神奈川県、インプレス、SBクリエイティブ、大学等教育機関です。

  • 代表者:白井 暁彦(Akihiko SHIRAI, Ph.D.)
  • 所在地:東京都港区
  • コーポレートサイトaicu.ai
  • 日本語サイト: aicu.jp
  • 法人向け窓口aicu.jp/aidx
  • AICU Gamesaicu.ai/game

本件に関する報道・お問い合わせ

製品・取材に関するお問い合わせ:
AICU Japan 株式会社 広報窓口
法人パートナー相談:aicu.jp/aidx

MicText のダウンロード:
apps.apple.com/app/id6765957582

AICU Discord コミュニティ:
j.aicu.ai/JoinDiscord


※ 本プレスリリースに記載の商品名、製品名、会社名は、各社の商標または登録商標です。
※ Apple、iPhone、Apple Intelligence、App Store は Apple Inc. の商標です。

AICU Japan

AICU Inc. AIDX Lab - Koto

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