1つのプラットフォームで、11のモデル、65のノードが一気に利用可能に!
2025年5月6日、Comfy Orgは、新たにComfyUIにネイティブ統合された「APIノード」を導入しました。これにより、Veo2やFlux Ultraなどの有料モデルAPIを直接呼び出すことが可能になります。
多くの方にとって、ComfyUIは創造的なタスクを自動化するためのエンジンです。クリエイターにとって最も重要なのは「最良の結果を得ること」であり、それにはローカルではないAPIサービスによって利用するモデルを活用することも含まれると考えます。
先週、Comfy OrgがOpenAIのGPT-Image-1をAPIノードとして実装した際、最初に寄せられたフィードバックは「もっとモデルを追加してほしい」というシンプルなものだったそうです。
Comfy Orgはその声を受け、取り組みを加速。本日、Google Veo2をはじめ11の新しいモデルファミリーと62の新ノードの対応を発表しました。
対応モデル一覧
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Black Forest Labs: Flux 1.1[pro] Ultra、Flux .1[pro]
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Kling: 2.0、1.6、1.5 +エフェクト各種
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Luma: Photon、Ray2、Ray1.6
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Minimax: Text-to-Video、Image-to-Video
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PixVerse: V4 & エフェクト各種
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Recraft: V3、V2 +ツール各種
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Stability AI: Stable Image Ultra、Stable Diffusion 3.5 Large
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Google: Veo2
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Ideogram: V3、V2、V1
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OpenAI: GPT-4o(画像生成)
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Pika: 2.2
はじめよう
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ComfyUI または ComfyUI Desktop を最新版にアップデート
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ログインしてクレジットを購入
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メニューから Workflow → Browse Templates → Image API / Video API を選択
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好きなテンプレートをクリックして実行!




※APIの使用料金は各プロバイダと同一です。価格の詳細やノード一覧は公式ドキュメントをご確認ください。バグや不具合は support@comfy.org まで。APIノードの利用は完全に任意です。ComfyUIはこれからも無料でオープンソースであることを強調しています。
今後の計画
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VIDEOタイプの正式サポート:今回のリリースより、ビデオ出力にも対応しました。さらなる最適化も予定しています。
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独自APIキーの持ち込み:既存のクレジットを持つAPIユーザーも、自分のキーで利用可能に。
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ワークフロー内の並列実行:外部API呼び出しや非GPU処理の高速化が期待されます。
ComfyUI 新ブランド発表
このリリースと共に、Comfy Orgは新しいロゴ、カラー、ビジュアル・アイデンティティを導入しました。

新しいワードマークは「ブロックがつながった形状」で、ComfyUIの心臓部である「ノードグラフ」を象徴。傾きのあるデザインには、90年代アニメやY2Kカルチャーからのインスピレーションが込められています。
新しいカラースキームは、大胆かつ自信に満ちた印象を与えるものに。私たちは、遊び心を持ちつつ、現実の制作パイプラインでも使える本気のクリエイティブツールとしての姿を示したいと考えました。
ComfyUIの核心はこれまでと変わりません。
オープンで、ハック可能で、そして何より、あなたのものです。
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この記事はComfy Org公式ブログに基づき、AICU media編集部が執筆しております。
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この記事の続きはこちらから https://note.com/aicu/n/n2d72cb4b510e
Originally published at note.com/aicu on May 6, 2025.
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