こんにちは!AICU media編集部です。2026年2月20日、Googleから大注目の最新モデル「Gemini 3.1 Pro」が発表されました。前モデルからさらに洗練され、「複雑な問題解決の新しいベースライン(基準)」とGoogleが豪語するこのモデル。一体何がすごいのか?私たちAIクリエイターや開発者にどんなインパクトをもたらすのか?公式X(@Google)の発表スレッドをもとに、Gemini 3.1 Proのヤバさを分かりやすくまとめました!
Today, we're releasing Gemini 3.1 Pro.
— Google (@Google) February 19, 2026
It's the same core intelligence that powers Gemini 3 Deep Think, now scaled for your practical applications. It's a smarter model for your most complex tasks.
See 3.1 Pro in action 🧵↓ pic.twitter.com/lcWuqFQDiG
「Gemini 3.1 Pro」とは? 〜最強の頭脳を実用サイズに〜
今回発表されたGemini 3.1 Proは、一言で言えば「Gemini 3 Deep Thinkのコア・インテリジェンス(中核となる知能)を、実用的なアプリケーション向けに最適化したモデル」です。つまり、時間をかけて深く思考する「Deep Think」の賢さをそのまま引き継ぎつつ、私たちが日々のタスクやアプリ開発でサクサク使えるようにスケールダウンされた、まさに「最強の実用モデル」となっています。
推論能力が爆上がり!ARC-AGI-2で「77.1%」の衝撃
今回のアップデートで最も注目すべきは、AIの「推論能力」の飛躍的な向上です。まったく新しい論理パターンの解決能力を測るベンチマーク「ARC-AGI-2」において、なんと77.1%という驚異的なスコアを記録しました。これは前モデルであるGemini 3の2倍以上のパフォーマンスです。
Gemini 3.1 Pro is our new baseline for complex problem-solving.
— Google (@Google) February 19, 2026
This model represents a major leap in core reasoning, verified by a 77.1% score on the ARC-AGI-2 benchmark — which tests the ability to solve brand-new logic patterns.
That's more than double the performance of 3… pic.twitter.com/ptHmvBDOVG
ARC-AGI-2とは?
https://arcprize.org/arc-agi/2/
こんな感じのゲームを解くそうです。
Gemini3.0Proに解いてもらいました。
画像にあるARC-AGIのパズルですね!提示された例(例1、例2)の法則を分析し、テスト問題の解き方を導き出しました。
💡 パズルの法則: このパズルのルールは、「灰色の図形の中にある『穴(黒いピクセル)』の合計面積(ピクセル数)に応じて、図形を塗りつぶす」というものです。例1や例2を見ると、青い線で区切られた「パレット(色見本)」にある枠内の黒いピクセル数と、色を塗られた図形の穴のピクセル数が一致しています。パレットにないサイズの穴を持つ図形は、灰色のまま残ります。
ちなみにこの回答は誤りでした。正しくはこうなります。
反省するGemini3.0Proですが、もはやGemini3.1Proは「過去のデータを暗記して答える」フェーズを完全に脱却し、未知の課題に対して「自ら筋道を立てて論理的に考える」レベルに到達していることがわかります。
クリエイター&エンジニア必見!驚愕のデモ3選
Googleはスレッド内で、Gemini 3.1 Proの能力を示す3つの具体的なデモを公開しています。どれも実践的でワクワクするものばかりです!
① リアルタイムISS追跡ダッシュボードの爆速構築
Gemini 3.1 Proに「国際宇宙ステーション(ISS)のリアルタイム追跡ダッシュボードを作って」と指示したところ、見事に機能するアプリを構築しました。
We asked Gemini 3.1 Pro to build a real-time ISS tracking dashboard. 🛰️
— Google (@Google) February 19, 2026
To pull this off, the model had to reason through several logic streams at once to map out a plan:
1️⃣ Orchestrating live telemetry from a public API.
2️⃣ Building a responsive UI with perfect data sync.
3️⃣… pic.twitter.com/z2MNB6gde8
公開APIからのライブテレメトリ(遠隔測定データ)のオーケストレーションや、完璧なデータ同期を伴うレスポンシブなUI構築など、複数の論理ストリームを同時に推論して計画を立てることができるようになっています。
② プロンプトから「アニメーションSVG」を直接生成!
クリエイターとして見逃せないのがこちら!シンプルなテキストプロンプトから、Webサイトですぐに使える「アニメーションSVG」を生成できるようになりました。ピクセル(動画)ではなく純粋なコードで構築されるため、どれだけ拡大しても画質は劣化せず、従来の動画ファイルと比べてファイルサイズも極小に抑えられます。
「ペリカンが乗っているアニメーションSVGを生成してみて」
3.1 Pro can even generate website-ready, animated SVGs from a simple text prompt.
— Google (@Google) February 19, 2026
Since these are built in pure code — not pixels — they stay crisp at any scale and keep file sizes tiny compared to traditional video.
Go ahead, try generating an animated SVG of a pelican riding… pic.twitter.com/2mXtCigOzp
③ 物理演算もお任せ!「3Dムクドリの群れ」シミュレーション
複雑なシステムや感覚的なインターフェースのモデリングもより簡単になりました。デモでは、手の動きに反応するインタラクティブな"BOID"「3Dのムクドリの群れ(Murmuration)」のシミュレーション環境を構築。Gemini 3.1 Proは、この群れの動きの「物理法則」までをも推論してコードに落とし込んでいるとのことです。
Modeling complex systems and sensory-rich interfaces just got easier. 🧬
— Google (@Google) February 19, 2026
We used 3.1 Pro to build this interactive 3D starling simulation.
The model reasoned through the physics of a "murmuration" to build an environment that reacts to hand-tracking — complete with a generative… pic.twitter.com/uqI0oxdLwS
小説の雰囲気を維持したポートフォリオ制作
3.1 Proはクリエイティブなプロジェクトにも高度な推論能力をもたらします。小説『嵐が丘』をテーマにしたポートフォリオを制作しました。単にテキストを要約するだけでなく、小説の独特な雰囲気やトーンを深く読み解きながら、洗練されたUIをデザインし、キャラクターの本質をしっかりと捉えた、すぐにウェブサイトで使えるコードを生成しました。
3.1 Pro brings advanced reasoning to creative projects, too. 🎨
— Google (@Google) February 19, 2026
For example, we used it to build a portfolio based on the novel "Wuthering Heights."
More than just summarizing text, the model reasoned through the novel's atmospheric tone to design a sleek UI, generating… pic.twitter.com/zt6nU1KIRS
リリース時期
2026年2月19日から、プレビュー版として順次リリース(ロールアウト)が開始されています。将来的には、さらなる改良を経て一般公開(General Availability)される予定です。
利用・アクセス方法(どうやって?) 利用者の対象に合わせて、以下のプラットフォームからアクセスできるようになっています。
一般ユーザー(消費者)向け
Geminiアプリ: Google AI ProプランおよびUltraプランのユーザー向けに、利用上限が引き上げられた状態で提供されます。
NotebookLM: ProおよびUltraユーザー限定で利用可能です。
開発者向け
プレビュー版として、Google AI StudioのGemini API、Gemini CLI、エージェント開発プラットフォームの「Google Antigravity」、および「Android Studio」経由でアクセスできます。
企業(エンタープライズ)向け
「Vertex AI」および「Gemini Enterprise」を通じて提供されます。
まずは有料プラン(Pro/Ultra)のユーザーや、開発者・企業向けの環境から優先して利用できるようになっているようです!
まとめ:AIクリエイターの「新しいベースライン」が誕生
Gemini 3.1 Proの登場は、単なるテキスト生成AIのアップデートではなく、「思考するエンジン」としての進化を強烈に印象付けるものでした。特に、アニメーションSVGの直接生成や、物理演算を伴う3Dシミュレーションの構築など、「コードを介したクリエイティブな出力」が大幅に強化されている点は、AICU読者の皆さんにとっても大興奮のニュースではないでしょうか?
複雑なタスクを丸投げできる「Gemini 3.1 Pro」。皆さんはこの新しい相棒を使って、どんなものを作りますか?ぜひXなどでアイデアを教えてくださいね!
https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/gemini-models/gemini-3-1-pro/
Originally published at note.com/aicu on Feb 19, 2026.

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