Project AiCuty "AIと人がつくるアイドル" デビュー!!

Project AiCuty

AICUが手掛ける「人とAIが作るアイドル」 #AiCuty について #AICUFes25s で発表を行いました!そちらのまとめをお届けします!

人とAIがつくるアイドル「AiCuty」プロジェクト!

しらいはかせ(以下、しらい): お昼のひととき、皆様いかがお過ごしでしょうか。AICUフェスオンラインワークショップ、第4パートになりますかね。ゲストはですね、セツナクリエイションの藤吉Pです。よろしくお願いいたします。

藤吉香帆P(以下、藤吉P): よろしくお願いします。今日はAICUの人です。

しらい: 今日はAICUの人です(笑)。というわけで、今日は「人とAIが作るアイドルプロジェクトAiCutyキャラデザコンテスト」、たくさんのご応募ありがとうございました。

https://corp.aicu.ai/ja/mvcontest-20250721

藤吉P: ありがとうございました。

しらい: これ、そもそもどういう企画だったんですか?

藤吉P: はい。「AICUでアイドルを作ろう」という企画の中で、AICUがプロデュースするアイドルとして5人のキャラクターがいまして、その5人がいろいろAIについて勉強しながら、自分たちの活動のためのクリエイティブを作っていくっていうプロジェクトになってます。

しらい: これね、最初言われた時僕も「やりましょうやりましょう」みたいな感じで、なんとなく予算もつけてやるか、となってしまったんですが(笑)。

プロジェクトの背景とクリエイターとしての願い

しらい: そもそも、なんで「AIキャラクターデザイン」なのかというのを、藤吉Pに語っていただきたい。

藤吉P: そうですね。私、藤吉P兼「ぱふすP」として活動してまして、今のこのバナーにいる赤い髪の女の子は私の「ぱふす。」という姿なんですけれども、この子自体をAIできちんとキャラとして組み立てていく、みたいなことをやっていました。

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本当にたくさんのご応募ありがとうございました!

しらい: 藤吉Pはもともとダンスを踊ったりとかする方だったんですよね。コロナより前の時代は。

藤吉P: そうなんです。元アイドルと元ダンサーの共同代表でやっているのが「セツナクリエイション」という会社ですね。

https://setsuna-llc.jp/

しらい: コロナ禍で大変だったんじゃないですか。

藤吉P: そうですね。ライブエンタメとか全部止まっちゃってたので、それをオンラインにしていくっていうのは、業務上もそうですし、私たちの個人の趣味の範囲もオンラインにしていこう、みたいな動きがありました。

しらい: アイドル業界って、酸いも甘いも知っている身としては、やっぱり若いうちまでしか働けない方が多い。年齢を重ねると仕事が減っていく中で、皆さんがどれだけ続けられるか、みたいなところで「ガワ(アバター)」を持つ、イラストもそうだしアバターもそうだし、そういったところで少し活動の息が伸びるんじゃないかと。

藤吉P: そうですね。特に"自分の顔の調子が悪い日"に写真撮られたくない、みたいなのは女子的には結構でかくて。ビデオ会議するときにメイクする・しないとか。そういう自分の見た目に対するところとか、"なりたい見た目"みたいなのが、イラストで作ったりアバターになったりできると良かったりしますよね。

しらい: 前職でVTuber事業をやっていた時に「なりたい自分で生きていく」っていうキャッチコピーがあったんですけど、「なりたい自分で生きていく」世界観って大きいよなと。そういうのが偏見から解放されて「じゃあ自由に生きていいよ!」って言われたら、何を作るかな、どう生きるかな、みたいなのが社会との接点そのものかなって思います。そういったところで、AIですよ。

AIとの対話で見つける「自分らしさ」

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クリエイティブAIでキャラクターコンテンツを作る本はaicu.jpで販売中

藤吉P: (自身のVTuberアバター「ぱふす。」のスライドを見せながら)これはNijijourneyのキャラクターリファレンス機能を使って、自分の中で固めた見た目をそのまま使っています。

しらい: 最近本も出していただいて。結構売れてますね、この本。

藤吉P: 『クリエイティブAIでキャラクターコンテンツを作る本』という技術書を書きました。今年は生誕祭もやりましたね。

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引用『クリエイティブAIでキャラクターコンテンツを作る本』生誕祭の様子やグッズ展開について

しらい: 自分の生誕祭を自分で運営する会社の方(笑)。ランダムチェキとかも。

藤吉P: はい。アイドルの業界ではよくあるんですけど、実際のアイドルの写真を何種類か撮って、それがランダムで封入されていて。欲しい子が出るまで買ったりとか。

しらい: なんてこった…!

藤吉P: (笑)。受け手からすると、特に私がAIを使っているとは言ってないけれども、ぱふす自体がAIの活動をしているのは知っているので、「もしかしてこのイラストもAIで作ったの?すごくない?」みたいに感動されるんです。

しらい: 炎上じゃなくて感動されるんだ。

藤吉P: (自身のキャラデザを探求した「50 Days ママ活」のnote記事を見せながら)これは私がやったやつですね。Nijijourneyとの対話の練度が上がっていって、だんだん自分の好きな要素ってこういうのじゃないだろうか、みたいな。「これは私じゃない」みたいなのが、自分を作っているので「私じゃない」もそうだし。うちの子(創作キャラクター)であれ、この子はこうじゃない、が絶対にあって。

しらい: 髪はちょっとウェービーじゃなきゃ私じゃない、みたいな。

藤吉P: そう。(AIが作り出す安易なキャラクターに)「そうじゃない!」みたいな(笑)。それが多分、壁打ちをしていくことによって見つかるのかな、と思いますね。

キャラデザコンテスト結果発表!

しらい: そんな中で、コンテストにはすごいたくさん応募が来たんですよね。

藤吉P: みんなで作ろうと思ったら、たくさんの方からご応募いただいて。今日は残念ながら、5人いるうちのトップ4作品ずつ紹介します。

https://corp.aicu.ai/ja/aicuty-mina-azure-20250712

https://corp.aicu.ai/ja/aicuty-nao-verde-20250711

https://corp.aicu.ai/ja/aicuty-contest-20250710

https://corp.aicu.ai/ja/aicuty-elena-bloom-20250713

藤吉P: (エレナの作品を見て)最初投稿が伸び悩んで、「今が狙い目」ってみんなが言ってくれたおかげで逆に爆伸びしまして。

しらい: 爆伸びしましたね、これね。ITnaviさんのとかすごいアーティスティックで。これみんな好きって言ったんだけど、逆にユニットにするのどうするんだっけ、とか。

藤吉P: (サキの作品を見て)男性からの応募が多かったのが印象的でしたね。クールな女の子っていう設定なのもあるし、動画担当ということでクリエイターっぽいような。

https://corp.aicu.ai/ja/aicuty-saki-noir-20250714

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配信では全メンバーのシルエットが公開されました!

しらい: さて、このシルエットは何でしょうということなんですけれども、実はもうほぼこの5人が優勝でしょう、というのが決まったところでありまして。今日はその中から一人だけデザインをご紹介させていただければと思っております。

藤吉P: しかも楽曲付きで。

しらい: はい。じゃあ、ビジュを出していきます。…じゃん!

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エレナのみ公開!!

藤吉P: ということで、エレナちゃんはジュニさんのデザインが採用されました!

 

しらい: そしてもう一つ、ジュニさんにお願いをしまして、この5人のキャラクター、AiCutyのメンバーのビジュアルを、いただいた応募作品それぞれのテイストではなくて、同じテイストで5人分しっかりビジュアルとして完成させて、AICUマガジン15号の表紙にて発表になります。

藤吉P: これまたこの作り直しをすごい工程でやっていただいていて。

しらい: 来月号の表紙、間に合うかな…みたいな(笑)。

ジュニさんとプロジェクトAiCutyではいただいた応募作品の採用作品から統一されたテイストで、5人分をしっかりAI活用したビジュアルワークフローとして開発を実施しております。
詳細はAICUマガジン15号の表紙にて発表になります!

[AiCuty]今後の展開と新たな挑戦

藤吉P: これ、ナオくんが楽曲を書いてくれていて、順次YouTubeで公開されていく予定です。毎週金曜日に新曲が出るそうです。

しらい:たいへんだ!

藤吉P: 楽曲に対するイラストが上がったりだとか、そういうのがビジュアルの発表後はどんどんできるようになっていきますので。

しらい: こいつがこんな声で歌っとるんか、みたいなのがね。難しいけどね。人とAIがつくるアイドル、だからね。

向日葵が終わる頃に」のMVコンテスト応募作品を紹介

https://www.youtube.com/live/M3gVxPK99Bk?si=zFmDZVYVHGbRcpFU&t=11967


しらい:
 今、最新の今朝の段階での作品をざっと審査にかけております。なんかこういう田舎道歩いてたかのような、勝手な記憶が僕の中でどんどん生まれてくるんですね。

藤吉P: 懐かしく感じられますね。

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しらい: 今後の野望など、ぜひ語っていただきたい。

藤吉P: 野望ですか。ライブがしたいです。

しらい: ライブ!?どうやって?

藤吉P: オンラインでいいのでライブがしたいです。どうなったらAIで作られたキャラクターのライブになるのかっていうところを、まずはアイデア出しから始めていきますけど。

しらい: VTuberのライブやるときに何回か出くわしたな、それ(笑)。

藤吉P: 踊らないと、ですかね。

しらい: VTuber時代も「再生ボタンを押してプレイするのはライブだと思ってない」みたいな人たちとかも色々ありますからね。「AIが作るアイドル時代のライブとは何か」っていう。

藤吉P: "生きて"いてほしい。

しらい: なんかコメントで「MV応募できた、間に合った」って。

藤吉P: 嬉しい!

しらい: というわけで、プロジェクトAiCutyデビューというコーナーでした。ありがとうございました。ちなみにクイズは?

藤吉P: クイズ? 用意してなかったですね。

しらい: マジか(笑)。じゃあいいや。『月曜撲滅委員会』を歌っているのは誰?っていうのでいきましょうか。

藤吉P: はい。

 

しらい: というわけで、問題は『月曜撲滅委員会』を歌っているのは誰?という問題を出しますので。5人のうちの1人です。

藤吉P: 彼女はもう楽曲も出して顔も出たから、ファンアートもOKです。

しらい: やったー!

藤吉P: 皆さんのファンのコメントで(次にデビューするキャラが)大きく変わる可能性が出てきますので、ぜひぜひよろしくお願いします。

しらい: 以上、藤吉Pありがとうございました。

藤吉P: ありがとうございました!AiCutyをよろしくお願いします。

https://corp.aicu.ai/ja/fes25s-20250725

人とAIがつくるアイドル「AiCuty」

今後の活動はもうすぐ発表!

AICU FES 2025初日
8/22(金 / Fri)Biz Day 15:00– AICU事業成果報告会 にて

モデレーター:白井暁彦(AICU)
参加登録はこちらから https://j.aicu.ai/Fes25s

後日談:スクショからAR化!

なんとこの配信のスクショからAR作品を作ってくださったCHIHIROさん、ありがとうございました!AI時代の二次創作が盛り上がっています!!

https://note.com/chihirodesign/n/nbcef7001d8fe

 

 

Originally published at note.com/aicu on Aug 16, 2025.

AICU Japan

AICU Inc. AIDX Lab - Koto

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