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SakanaAIがNEDO/GENIACから助成金

Transformerなどの開発で知られる元GoogleのAI研究者らが参加する日本のAIスタートアップ「SakanaAI」が、日本のジェネレーティブAIエコシステムの能力を強化するための基盤AIモデルの開発を奨励するため、日本政府がスーパーコンピューティング助成金を授与する日本の7つの機関のうちの1つに選ばれました。

ジェネレーティブAIアクセラレーター・チャレンジ(GENIAC)として知られるこの助成金は、日本の経済産業省(METI)傘下のNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が主催しています。ポスト5G通信システム時代における日本の技術基盤を強化する研究開発課題を昨年から公募しており、この助成金により選ばれた7機関は2024年の数ヶ月間、最新の基礎モデルをトレーニングできる最新のGPUを搭載したスーパーコンピューティング・クラスターを利用することができます。
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/geniac/index.html


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SakanaAIは、東京に拠点を置く新しいAI研究会社です。SakanaAIの創業チームは、GPTシリーズなど数多くのAIプロジェクトに使われているTransformerの研究者のひとりであるLlion Jones、集合知の研究者 David Ha といった、AIの画期的な開発実績があるAI開発のトレンドを作ってきた新しい会社です。

https://www.cnbc.com/2023/08/17/transformer-co-author-llion-jones-leaves-google-for-startup-sakana-ai.html

SakanaAIのサイトによると、次のパラダイムをもたらす革新的なAIの開発を目指しているそうです。研究開発の主な焦点は、自然から着想を得た知性に基づく新しい種類の基礎モデルです。

https://sakana.ai/seed-round/

サカナという名前は、魚を意味する日本語の「さかな」に由来しており、進化や集合知といった自然界のアイデアを研究に生かしたいという思いから、魚の群れが集まり、シンプルなルールから一貫した存在を形成していく様子をイメージしているそうです。泳ぎ去る赤い魚は、他の人と同じことをするだけでなく、次に来ると信じていることを追求したいという願いを表しています。

既にシード資金調達ラウンドに置いて、Khosla Venturesの強力な支援を受け、Lux Capitalが主導するシード資金調達ラウンドで3,000万ドルを調達しています。この2つのベンチャーキャピタルは、特にAIの分野で、長期的な研究開発に焦点を当てた企業を支援する強力な歴史と文化を持っています。LuxはHugging FaceやRunwayのような企業に対する初期の支援で知られており、KhoslaはOpenAIの初期の機関投資家です。SakanaAIは、シード段階でシリコンバレーのトップVCが支援する、日本で設立された最初のAIスタートアップです(あるいは、日本のどの業界でもほぼ初の可能性)。

また、NTTグループ、KDDI CVC、ソニーグループからの出資を受け、日本のテック・エコシステムからも強力なバックアップを受けています。すでにNTTとの研究提携も発表しています。

AICU Japan

AICU Inc. AIDX Lab - Koto

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