2025年10月29日、楽曲生成サービス「Udio」のCEO Andrew Sanchez氏 は、自身の公式ブログで「Universal Music Group(UMG)」との歴史的な提携を発表しました。AI音楽プラットフォームとして急速に注目を集めていたUdioが、ついに世界最大級の音楽レーベルと正式に連携します。
アーティストの力をAIが引き出す時代へ
Sanchez氏はこう語ります。
「Udioのテクノロジーを通じて、アーティスト自身がAIを活用し、自分たちの声やスタイルをもとに新しい創作体験を届けられるようにしたい」
今回の提携により、UdioはUMGのアーティストやソングライターたちと直接協力し、AIによる音楽制作やファンとの新しい関わり方を実現していきます。アーティストは自らの声・スタイルの利用範囲を設定し、ファンはその枠内で新しい楽曲を創造可能に。まさに「創作の民主化」と「著作権の尊重」を両立するアプローチです。
次世代の音楽体験:Udioがもたらす3つの革新
Create with Artist
好きなアーティストの声やスタイルで新しい曲を生み出す。アーティスト自身が許可範囲を設定。
Remix & Reimagine
お気に入りの楽曲を別ジャンルで再構築。クラシックをヒップホップに、ロックをエレクトロに──想像力が限界を超える。
Mashup!
異なるアーティストや曲をAIが融合。人間では想像できないサウンドを実現。
これらの機能により、リスナーは「聴く」だけでなく「共に創る」音楽体験を手に入れます。
移行期間とボーナス
Udioは新モデルとUI開発のため、当面の間はダウンロード機能を停止。その代わり、Pro/Standardユーザーには以下の特典が付与されます:
- 
Proユーザー:同時生成上限を10曲に拡張 
- 
全ユーザー:1,200クレジット追加+1,000クレジットの永久ボーナス 
サポートは support@udio.com にて対応します
❤️ コミュニティへの感謝と呼びかけ
Sanchez氏は最後に、次のようなメッセージを残しました。
「アーティストの皆さん、あなたの声と作品をAIと共に未来へ。Udioはあなたとファンの新しい絆を創る場所です。」
Udioは現在、参加アーティストを募集しています。
👉 artists@udio.com へコンタクト可能
✍️ AICU media編集部より
Udio × UMGの提携は、AI音楽業界における「第2のSpotify革命」とも言える出来事です。AIと権利者の共創がついに現実のものとなり、「アーティストがAIを使う」「AIがアーティストを支える」時代が動き始めました。
この流れはAICUが提唱する「つくる人をつくる」そして、人とAIがつくるアイドル「AiCuty」などの文化とも共鳴しています 。
🔗 公式リンク
Udio公式サイト:https://www.udio.com
Universal Music Group:https://www.universalmusic.com
📅 発表日:2025年10月29日
🖊️ 記事編集:AICU編集部(元記事:Andrew Sanchez, CEO of Udio)
https://www.udio.com/blog/a-new-era
Originally published at note.com/aicu on Oct 31, 2025.

 
                    
                     
      
    
Comments