『ComfyUIマスターガイド』の国際展開パートナーを募集中

Justine Moore (@venturetwins) aptly put it:  “Guys the Japanese bookstores look like this, we’re so cooked.” — via X (Twitter)

オープンソースによる創造性を世界へ届けるために、翻訳者および出版社を募集します

アメリカの市場では、技術書が主流ではないことは理解しています。実際、書店の棚にはピクチャーブックやライフスタイル書籍が多くを占めています。

アメリカのシリコンバレーを拠点とする有名なベンチャーキャピタルa16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)のJustine Moore(@venturetwins)が的確に表現していました:

スクリーンショット 2025-07-01 8.17.46

“Guys the Japanese bookstores look like this, we’re so cooked.”
(「日本の本屋ってこんな感じなんだよ。米国はだいぶ終わってるよね。」)

このような対比は、むしろ高品質で魅力的なAI技術書を国際読者に届けるユニークなチャンスであることを示しています。米国の書店は終わっているかもしれませんが、それは米国内の書店市場を見た視界であり英語圏を含む世界中には、信頼性があり、体系的で実践的なAI学習リソースを求める声が依然として強く存在しており、かつ日本の書店の店頭には楽しそうなビジュアルに溢れたAI分野の学習リソースが溢れていることを先端のVCであるa16zのJustineが体感しているという視点です。

クリエイティブAIは今や世界的な潮流

2025年、クリエイティブAIはもはやニッチな分野ではなく、世界中で教育・学習・創造のあり方を変えるムーブメントとなっています。

その中でも特に注目されているのが、ComfyUIです。これは、画像生成やAIアートのための強力なノードベース・ワークフローシステムであり、世界中のユーザーが使い始めています。

初心者から中級者までがこのオープンソースのエコシステムを体系的に理解できるように、私たちは『ComfyUIマスターガイドを執筆しました。このガイドは、次世代の創作者を支える実践的かつ構造化されたリファレンスブックです。

📘 https://comfy.aicu.ai/

現在、この書籍を世界中の読者に届けるため、翻訳者および出版社とのパートナーシップを募集しています。

 

📈 アジアでの確かな需要

前作『Stable Diffusionスタートガイド』は、日本国内だけで1万6千部以上を販売し、現在は韓国語版も発売中です。

個人クリエイターだけでなく、教育機関からも大きな反響をいただいており、ニーズの高さを実感しています。

書籍の概要

ComfyUIマスターガイド』は、白井暁彦博士(Akihiko SHIRAI, Ph.D.)を中心に、生成AI、オープンソース、クリエイティブテクノロジー教育に深い知見を持つ著者陣によって執筆されています。

  • はじめに
  • Chapter1 画像生成AIの基礎知識
  • Chapter2 Stable Diffusionの基礎知識
  • Chapter 3 ComfyUIの導入と環境構築
  • Chapter 4 ComfyUIの基本操作と画像生成
  • Chapter 5 カスタムノードの活用と拡張機能の導入
  • Chapter 6 img2img・Inpaint・Outpaintの実践テクニック
  • Chapter 7 ControlNetとIPAdapterによる画像制御
  • Chapter 8 LoRAを使ったスタイル適用とモデル拡張
  • Chapter 9 AnimateDiffによる動画生成
  • Chapter10 画像生成AIの実践活用例

さらに、3D・ゲーム・映像生成における倫理的視点や最新動向についても紹介しています。

また「GPU不要」というカバーのキャッチコピーにもあるように、共有ComfyUIやGoogle Colabをはじめとする、始めやすいソリューションを提供しています。この点については ComfyUI公式が驚きを持って注目しています。

最新情報は note.com/aicuaicu.jp にて随時発信しています。

本書は、自学自習はもちろん、学校教育、ハッカソン、アートスクールなど、さまざまな現場での活用を想定した確かなAI学習の土台を提供します。

🤝 ご協力をお願いします

現在、以下のようなパートナーを募集しています:

  • 翻訳協力者(現在は日本語→英語を募集中です)

  • 海外出版社(特に北米・欧州圏)

  • 教育機関向けの販売・導入パートナー

本書のグローバル展開にご興味のある企業・教育機関・翻訳者の方は、ぜひご連絡ください。

創造的AIの未来をともに築く熱意ある方々との出会いをお待ちしております。

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AICUマガジン(バックナンバー含む): https://corp.aicu.ai/mag

 

創る人を支える本を、世界へ。

AICUとともに、創造的AIの未来を広げていきましょう。

Akihiko Shirai

白井暁彦/しらいはかせ/AICU CEO。東京工業大学 知能システム科学 博士(工学) 。デジタルハリウッド大学大学院客員教授。メタバースR&D開発、VRエンタテインメントシステム、メディアアート研究、写真工学、画像工学、触覚技術、GPU応用、多重化ディスプレイ、体験の物理評価、国際連携を専門に画像生成の研究開発で30年近い経験を持つ博士(工学)。 日本バーチャルリアリティ学会 IVRC実行委員会、フランスLaval Virtual評議員、芸術科学会副会長。Hacker作家。インプレス「窓の杜」にて「生成AIストリーム」連載中。 2018年よりグリーグループ「GREE VR Studio Laboratory」にてREALITYに代表されるメタバースの未来開発を担当。数多くのメタバースにおけるUX知財を生み出してきただけでなく、子供向けワークショップ開発や先端研究を通したイノベーション型人材の育成、VTuber時代のクリエイター・ライブプレイヤーとして世界に向けた発信活動を行っている。 2023年より「つくる人をつくる」をビジョンにデジタルハリウッド大学発 米国スタートアップ企業「AICU Inc.」CEO就任。日米でクリエイティブAIコミュニケーションメディアを開発・発信しているする。 【著書】 「WiiRemoteプログラミング」(オーム社、共著)、「白井博士の未来のゲームデザイン ―エンターテインメントシステムの科学―」(ワークスコーポレーション)、「AIとコラボして神絵師になる 論文から読み解くStable Diffusion」(インプレス)、最新刊「画像生成AI Stable Diffusion スタートガイド」(ソフトバンククリエイティブ) 窓の杜「生成AIストリーム」連載中 https://j.aicu.ai/AIStream 【論文】 「床面提示型触覚エンタテイメントシステムの提案と開発」東京工業大学 第1535076号 平成16年3月26日「エンタテイメントシステム」芸術科学会(2004年) 全リスト https://researchmap.jp/akihiko/published_papers

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